CALLING

コブクロ( KOBUKURO ) CALLING歌詞
1.サヨナラ HERO

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

愛と夢で髪を染めた 僕らのヒーローはいつも
腐りかけた心だけが しびれる毒を吐きながら
流行に合わせピカピカの マネキンどもを横目に
ガリガリ 尖った メロディーの
コートで包んでくれた
痛くて でも 誰よりもやさしくて

愛も夢も変わり果てた こんな時代にもどうして
変わらず響くメッセージ あなたは知っていたのだろう?
友達も聴いちゃくれない 僕だけが思ってる事
いつも しゃがれた その声で
叫んでいてくれたから
寂しくても 負けない気がしてたんだ

雨はまだ 上がらない 今も どこかでは ずぶぬれの 人が
悲しみを 乾かせる 場所も みつけられぬまま

だから今 あの歌を 歌う 高らかに 声を上げ 歌う
あの雲を 切れ間から 笑う お月様に向け

ご覧 ほら 少しずつ 空が 開けてく 僕たちの 声が
あの雲を 動かした わけじゃ なくてもいいから

信じたい ちっぽけな 奇跡 僕等には あの歌が RC
こんな日は あの人が 愛を 星に 変えるのさ
今はのんびり 鼻歌でロックンロール
サヨナラヒーロー


2.恋心

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

届かない想いだと わかってても
この胸の中 膨れ上がるから
恋心は苦しい こんなにそばにいても
君の心は 僕のものじゃない

君の口ずさむあの歌に 出てくる景色を この街の
どこかに 見つけ出しては
連れてった君の想い出 塗り替えてみたくて

微かに灯る恋の火が ためらい風に揺らされて
消えないように 信じ続ける
君の心焦がすまで 守り続けたい

車道側を歩いて 彼氏気取り
君を守って いるつもりだけど
手も握れないのに 恋人同士のように
映してくれる 街のショーウィンドウ

会いたくても 会えなくて 声が聴きたくて
電話越し 嫌われたくは無いから
こんなにも 好きな気持ち 伝えたりはしない

友達でいれたあの頃 無防備な仕草で寄り添う
君の笑顔は 今も同じ
君にとって僕は 今も 友達の証

恋に落ちれば アベコベな 心が踊り出す
自分らしくはない 自分に
疲れたり いらだったりしても 恋していたい

微かに灯る恋の火が ためらい風に揺らされて
消えないように 信じ続ける
君の心焦がすまで 守り続けたい
あの歌のような HAPPY ENDの恋だと
願い続けてる


3.To calling of love

作詞:黒田俊介
作曲:黒田俊介

君が書き続けている 古ぼけた日記だけが
狭間でゆれている心の 在処を知っている
雨の中を傘も差さず うつむき歩いている
離ればなれになるということは そういう事でしょう

綱引きみたいに 引いたり引かれたり
でも互いに線を決して越さないように 加減しながら

このままただ 愛の呼ぶ方へ 導かれていく
最後の出会いと祈るように 愛する僕の想いを君は知らない

見てるだけで良かったのに 友達で良かったのに
手をつなぎたい そばにいたい 君に愛されたい

作り笑顔の 奥にある本当の
君の心の 悲しみはどんな 光を待っているの

あの時から とどまること無く 溢れ出している
この愛に 触れてごらんよ ためらいなど風の中に消えるよ

このままただ 愛の呼ぶ方へ 導かれていく
最後の出会いと祈るように 愛する僕の想いを
この街に 君の好きな あの花は咲いてないけど
移り行く 時の中で やがて変わりゆく 二人の形を 幸せさがそう

to calling of you


4.虹

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

閉じた傘の先っぽで 曇り空なぞったアーチ
このくすんだ世界に 誰か素敵な色を足してくれないか?
雨上がりの街に 飛び交う 希望の粒子を
吸い込んだ 春の日差しが集めた 七色のイオン

もうすぐ君は 旅立ちの時 その心 締め付ける
不安や迷いを解く 光のような言葉 僕は 見つけられるのかな?
(Find your rainbow)

遠ければ遠いほど 鮮やかな虹の色
心の果てに 描いた夢は 今も 夢のまま
(Find your rainbow)
近づけば近づくほど 見えなくなってゆくけれど
消えたんじゃない 光の中に 君は 今 包まれているから

3色のクレヨンで 何だって描けたのに
100色の絵の具 目の前に 被写体が決まらない

この瞳が忘れた色 探して 屋上で一人眺める空に
愛よりもっと深い 夢より強い 色を 僕等 見つけられるのかな?
(Find your rainbow)

遠くまで届くのは 悲しみ越えたメロディー
瞳 閉じれば 心のドアとドアで 繋がってる
(Find your rainbow)
いつまでも忘れない 喜び満ち溢れた日々
消えたんじゃない 記憶の中に 君との想い出並べ 生きてる

遠ければ遠いほど 鮮やかな虹の色
心の果てに 描いた夢は 今も あの虹のように掴めぬまま
(Find your rainbow)
近づけば近づくほど 見えなくなってゆくけれど
消えたんじゃない 光の中に 君は 今 包まれているから
ただ一筋の願いが 無限の想いを乗せて
透明な 虹をかけてる


5.STAY

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

愛すべき 人と出会い 全てを失って
砂漠のような心に 咲く花を 愛と呼ぶ

信じ合う それだけで 道が生まれてゆく
寄り添いあい 傷つけ合い そんな日々ほど愛しい

苦しかったからこそ 笑い合えたね
何も守れないこの腕で 抱きしめた

もう二度と会えないはずのあなたが 僕の名前を呼んでる
振り返る場所も無い 聴こえたのは きっと 僕の心の中だけ
いつも心の中だけ

あの日から 今日までに 僕が無くしたもの
全部あなたの中にあるから 並べながら この道を

あなたが歩いてきてくれたら 僕は
一つづつ 取り戻しながら あの頃の

僕になって もう一度 あなたと生きてみたい
変わり果てた この街のような 心を砂漠に戻して

待ち合わせも 約束も出来ないから 今も この街に居るよ
偶然も 二度目には 運命だよきっと 教えてくれたのは
あなた

輝いてた記憶から消えてくのに 微笑みばかりが浮かぶ
あの風が眠ってる 柳の下で 遥かな想いが滲む時

もう二度と会えないはずのあなたが 僕の名前を呼んでる
振り返る 場所も無い 聴こえたのはきっと
僕の心の中だけ いつも心の中だけ

この街の 何処にも あなたは居ないけど
分かっていても 感じてたい
この花が 枯れるまでは


6.天使達の歌

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

午前0時の 時計台で 天使達が唄う愛の歌
会えない夜 重ね続けてばかり
泣かないでおくれよ 涙は 雨よりも冷たいから

「ごめんね」は言わないよと 約束してたのに
この手を握る君の指が ほらね
震えてる 寒さより 寂しさに凍えてる

涙が雪のように この街に降り積もるよ
今 聴こえてる 愛のメロディーは ただ 二人だけの魔法

朝になれば 窓辺の雪も 二人の魔法も解けてゆくから
笑い話で 暖めよう 誰にも
言えない気持ちに つぶれそうになる前に ここで 夢を見よう

「好きだよ」と言えば言うほどに 苦しくなる恋でしょう
だけど僕は言うよ 「好きだよ」 きっと
何度でも 苦しみを 越えるから結ばれる

想い出は今日から 作り出してゆけばいい
まだ 僕等には 知らない未来がある 今 待ちわびる春も

真実よりも 重たいもの背負うさだめさ
いつの日か 飛び立とう 真っ白なこの空へ

雪が羽になって 羽ばたく心に積もる
この恋あきらめそうな夜は 思い出そう
この場所で 巡り合えた奇跡を
I love you 切ないね いつか遠い街へ行こう まだまだ
僕等には 知らない未来がある 悲しみの果てに
鳴り止まない 愛のメロディーが ほら 心溶かしてく
君を抱き寄せる 背中に
愛が降りてくる


7.FREEDOM TRAIN

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

Freedom train あの列車に乗りたくて
Freedom train ここまで来たんだ
Freedom train どこに 向かって ゆくんだい
Freedom train 雲は西の方へ

ひとひらの夢 チケットに
記せば 始まるこの旅 レールのない道が

Freedom train 心の中へと続く
Freedom train 銀色の列車で
Freedom train 探すのさ
Freedom train 走れ Freedom train

Freedom train 自由って事も いつしか
Freedom train 窮屈になるのかい?

自分探しのゴールには
待ってる 当たり前のような 答えが風のように

Freedom train 二度と消せはしない
Freedom train 走り書きの夢にだって
Freedom train 情熱が
Freedom train 宿る Freedom train

Freedom train 心の中へと続く
Freedom train 銀色の列車で
Freedom train 探し続けるのさ
Freedom train 窓に映る瞳の
Freedom train その先にあるもの
Freedom train ほら見えるかい?
Freedom train 答えが風のように

Freedom train 正しさも間違いも
Freedom train 優しさも裏切りも
Freedom train のみこんでしまえば

Freedom train Freedom train
Freedom train Freedom train
Freedom train 泣きながら

Freedom train Freedom train
Freedom train Freedom train
Freedom train 泣きながら
Freedom train 走れ Freedom train


8.Summer rain

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

夜空を揺さぶる 夏の稲光
怯える君を 青く照らす Summer rain
無意味な傘に隠れ 立ちすくむ二人
ごった返す人ごみ 掻き分け走り出す

プラスチックの取っ手に ぎゅっと手と手を重ねてた
雲が轟く度に こわばる指

今 君と雨に打たれ あの夏を洗い流す
僕の中 積もる 砂のような想い出
今 君は雨に打たれ 誰の事 思い出しているの?
二人の傘に流れる Summer rain

恋をする度に 全てを脱ぎ去り
新しい自分に 着替えてたつもり
そんな器用なもんじゃない 心 気まぐれ
たった三秒前も 怪しげな言葉で君を

怒らせては慰めてた「違うよ‥!」って 掻き回す
コーヒカップに 体 吸い込まれそう

七色の虹が架かった この街で君と出逢い
幾つの季節に 涙 染まるのだろう?
夕暮れの風に任せ 髪ほどく 慣れた仕草
また君に惹かれてる サダメ

満月さえ 沈みそうな水平線
灯りの無い夜を探し カーブ抜けたなら

今 一人 裸になって 過ぎた夏 海に流す
まだ君は服来たままで 星拾う 浜辺のフェアリー
今 君と 雨に打たれ あの夏を洗い流す
僕の中 消えた 砂のような想い出
8月の雨に打たれ 踊る 傘も放り投げて
濡れた体 寄せて 背中にキスをした 夏の夢
柔らかな Summer rain
覚めない 夏の夢


9.Sunday kitchen

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

小雨のSunday 網戸に張り着く
枯葉が落ちるまで 枕にかぶりつく
僕なんかシカトで 髪を乾かす君に 話しかけても
聴こえないふりなのか? うなじが僕を にらむ

「今日は一緒に 夕飯でも作ろうか?」
ドライヤー止め 咳き込む声が 微笑み混じり

道を挟んで 向かいの通りに
出来たスーパーマーケット カートを押しながら
勇敢な君の 足取りにはぐれぬよう
着いてゆきましょう
無駄なもの 一つでも いれようもんなら まるで

子供のように しかられるこの時が
何故か 心 優しくする 鮮やかな fruits

台所に 小刻みな音が響く
どんな楽器も 出せないような 明るいリズム
君の作る 一つ一つにいつも
感じる 愛を おなかいっぱい
今日もありがとう


10.神風

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

君の目を見て僕は魔法にかかっちゃったんだ
すれちがいざまに凍りつき ひざから崩れ落ちた
そんな僕なんて君は気にもかけず去ってった
振り向き 目で追いかけた 膝の砂はらいながら

かなわぬ恋だとかまわりは言うけれど
誰もかなわぬほど今君に恋してんだもんね!

あなたの名前も分からないまま 廊下のすみっこで
「あんまり私をジロジロ見ないで」
僕は静かにうつむいた‥

そんな言葉で僕はプラスにかわっちゃったんだ
すれちがう度に見つめてた 僕に気づいてたんだ
「(僕の目を見て君は魔法にかかっちゃったんだ!)」
ココロでつぶやいてみた
「‥んなわけない!」と、笑いながら

かなわぬ恋だけにまわりも燃えている
「あせるな!」「迷うな!」とかどうだとか
信じないんだもんね!

気づけばまわりの誰もが あの娘を見る目の奥に
ハートの形のネオンがキラキラ
僕は静かにうつむいた‥

アダムとイブの様にこの世に二人きり
あの娘の目には僕しか映らないのなら良いけど‥
現実は舌出したオオカミ野郎が
今日もあの娘の事ねらってるよ
“恋”ってそんなもんね!

「あなたを誰にも渡さない」思うだけじゃつまらない
「あなたを誰にも渡さない!」言葉にして今すぐに

瞳にかかった魔法が奇跡の風吹かしたよ
握った両手を背中に回して 君は静かに目を閉じた‥
そのスキに キスをした‥


11.ベテルギウス

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

オリオンの右肩に輝く ベテルギウスは もう無いと
知らずに僕等は今日も見てる 500年前の光を

君の気持ちはずっと 僕に向いてると
信じているよ 遠い街から

どんなに離れてても 強く感じてる
君からの光 ずっと届いてるよ
たとえ君の気持ちが 消えたとしても
気付かないんだ 僕は 今も輝く
あの星のように

僕等が生まれた頃 ここには 静かな川が流れてた
汚れたものはフタをされてく アスファルトに潰されてく

旅立ちの春 埋めた タイムカプセルは
見つからないよ ビルの真下じゃ

美しきものだけが 残されてゆく
そのために 何か 壊されたとしても
たとえ君がその目を 閉じようとも
世界の悲しみは 目を閉じない
この星のストーリー

嬉し涙も 悲しい涙も 同じ瞳に 浮かぶのは何故

どんなに離れてても 強く感じてる
君からの光 ずっと届いてるよ
たとえ君の気持ちが 消えたとしても
気付かないんだ僕は 輝く君を見てる

いつか消えた光に 気付いてても
言えないよ 君が 笑ってるなら
僕も笑うよ 君が笑えば
僕も笑うよ 最後の夜も
あの星のように


12.時の足音

作詞:小渕健太郎・黒田俊介
作曲:小渕健太郎・黒田俊介

別れの 季節に揺れる 儚き 一輪花
同じ温もりの風を 誰もが 探して 歩いてる

出逢いは 空に流れる おぼろ雲の下で
重なり合う 時計の針のように ゆっくりと (ゆっくりと) ゆっくりと
回り始める

短い針が君なら 長い針が僕で
同じ時間を刻みながら 何度もすれ違いまた出会い
歩く歩幅は違っても 描く未来が同じなら
大丈夫また 同じ場所から 始められるから

「頑張ったけど だめだったね。」
「負けちゃったけどかっこ良かったね。」
色んな 種をもらった 言葉が 心に 水をやる

短い春に咲く夢 長い冬を越えて
心の奥に集めた種は どんな 光で 育つのだろう?
歩道の影に咲く花 誰の為にあるのだろう?
誰の為でも ないよと輝く 君に照らされてる

想いが言葉に変わるよ 言葉が光を呼んでる
光がほら影を作る 影で人は強くなれる
強さが優しさに変わる 優しさが出会いを呼んでる
出会いが 道を造る この道にまた 想いを 刻む

短い針が止まれば 長い針も止まる
同じ痛みを分け合える事 いつしか 喜びに変わるから
誰もが一人 一つ 一瞬 一秒 一度きり巻き戻せない時を
ためらわず 生きてゆける そんな出会いを 探している
一人 一つ 一瞬 一秒 一度きり
出逢えて 良かった


13.赤い糸

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

2人ここではじめて会ったのが 2月前の今日だね
キスの仕方さえまだ知らなかった 僕の最初のSweet girl friend
たわいもないささやかな記念日 暦にそっと記してた
「今日何の日だっけ?」ってたずねると 少し戸惑って答えた

「前の彼氏の誕生日だ」と笑って答える 笑顔 はがゆい
そんな話は耳をふさぎたくなるんだよ 確かに
君が彼といた3年の 想い出にはまだかなわない
それでもこんなに好きなのに すれ違いの数が多すぎて

心の通わぬ やりとりばかり これ以上くり返すよりも
あなたの心が 答え出すまで このまま2人会わない方が
それが明日でも 5年先でも いつでもここで待ってるから
約束しようよ そして2人 心に赤い糸をしっかり結んで

あの頃つぼみだった花はもう あでやかな色をつけた
秋が過ぎ冬を越え枯れ果てた 今の僕を映している

時間ばかりが無情にも過ぎ 途方に暮れる まぶたの裏に
他の誰かと歩く君の姿が浮かんで…
もう2度と会えないような気がしてた
いっそ会わずにいようかとも
はりさける胸押さえながら 信じてきたその答えが今

「会ってくれますか?」とあなたの手紙 いつわりのない言葉たちが
あふれた涙でにじんでゆくよ あの場所へむかえに行くから
泣かないでおくれ 今日は2人の1年目の記念日だから
お祝いしようよ 強く結んだ 糸がほどけずにいた事も

愛されることを望むばかりで 信じることを忘れないで
ゴールの見えない旅でもいい
愛する人と 信じる道を さあゆっくりと歩こう